カテゴリー: 書評

技術書典3に行ってきました

こんにちは。 本日、技術書典3に行って参りました。

技術書典とは

コミケの技術書バージョンだと思います。
個人や団体が、技術に関する本を作って売ってます。 参加者は出展者と会話を楽しみつつ本を買うことが出来ます。

買った本とその感想など

CLEAN CODE FOR RAILS

Rails好きとして買わざるを得ない本でした。
リーダブルコード』のRails版のような印象を受けました。
Rails中級者の人はどこかで聞いたことのあるような話が多く、これから実際にアプリを書くといった状況の人は目を通すことが推奨される内容です。

SERVERLESSを支える技術

神本。
「サーバーレスとはなんぞや」状態の人にもおすすめ出来ますし、「サーバーレスのサービス色々あるけどどれを(会社とかで)導入しようかなぁ」状態の人にもおすすめ出来ます。
個人的には各社の状況が良くまとめられており、とても実用的だなぁと思いました。
ただ一点注意があり、本の中でPython3系へ対応するサービスがないという記述がありますが、AWSのLambdaでは現在Python3系(3.6)が使えます
このように、一部サービスではサーバーレス環境での3系への対応が進んでいます。 なので、「Python3系使えないのか残念。サーバレスやめた。」とならないようにしてほしいです。

Pragmatic Opal

販売していて方がとても印象的で 「RubyでJavascript生成出来ますよ〜」 「Javascript書きたくないニャン」 などと言っており、ピクっと反応して買ってしまいました。
内容としてはOpalの解説+実践と言った内容でRubyできる人向けの内容でした。 とてもわかりやすく、Opalに興味が出ました。
後日またじっくり読みたい本です。

Crystalの本 その3

Ruby風味の言語として有名なCrystalですが、ずっと気になりつつも「いつか、学ぼう」と積ん読気味の言語でした。 そんな自分にこの本はなかなか刺さるものでして、導入から実践的なWebアプリの作成まで、そして日本語の扱いに関する注意点などCrystalに関する情報がかなりぎっしり詰まっています。   まずはこの本を読んでCrystalに馴染んで行こうかなと思います。

感想など

様々なジャンルの技術書が売られていて楽しかったです。 さらに「こんなに技術でワクワクしている人たちがいるんだ!」という嬉しさ的なものでテンション上がりました。 会場はエンジニアっぽい人がいっぱいいて、圧が強めでした。   売られている書籍(同人誌?)についてはハード系からソフト系まで幅広くカバーされており、自分が興味のあるRuby、Python、データ、プロマネなんかに関する本も何冊か発見しました。 きっと自分の興味ある本が見つかると思います。   次があればぜひ参加したいなと思います。 できればなんか本出したいっすね。

『自分の小さな「箱」から脱出する方法』の紹介・感想

就活でとてもお世話になった人事の方にお勧めされたので、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(著:アービンジャー・インスティチュート、監修:金森重樹、訳:冨永星)を読みました。
内容についてハッとする部分が多く、最近読んだ本で「最も痛いところを突いてくる本」だったので紹介したいと思います。

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悩みで苦しいときに実践したい3つのこと

最近、研究等がなんかうまくいかないので、精神的な復活をするために、以前から読んでいた『道は開ける(著:D・カーネギー)』を読み直してみました。

やはり良い本でした。心持ち前向きになりました。

ということで、今悩みがある人が実践すると良いかもしれないポイントを3つに絞って抜粋してみました。

1. 今日だけを生きる

今日だけのことを考えることが重要です。
未来を見て現実逃避してはいけないし、過ぎた過去を後悔することもやめましょう。

今しか生きれないのに、それ以外の時間を考えて心がすり減っていないでしょうか?
「あのときああしてれば良かった」とか「来週の会議が嫌すぎる」などの無駄な気苦労はやめてしまいましょう。

2. 思考力を取り戻す

だいたいの場合、悩んでいるときは正常な思考力がありません。
なので悩みを追い出して思考力を取り戻すことが重要です。
以下の3ステップを使いましょう。

  1. 「起こりうる最悪の事態」を考える
  2. やむを得ない場合は、最悪の事態を受け入れる覚悟をする
  3. それから落ち着いて最悪の状態を好転させる努力をする

3. 悩みの害を認識する

悩みは精神的な害をたくさん引き起こすのは認識していると思います。
それだけにとどまらず、悩みは精神に加え肉体にも多くの弊害を引き起こします。

これをきちんと認識して、「悩みを追い出すことが重要」との認識をきちんと持ちましょう。

 

 

以上の3つを意識するだけでもかなり変わってくるかと思います。

余裕のある方は本を読むのがおすすめです。

主成分分析を学ぶ

主成分分析を学びたい人におすすめの教科書(ネット上のPDF文書)紹介です。

Rを用いた主成分分析(著:宮田庸一)
上のアドレスでPDFファイルにアクセスできます。

こちらの教科書はただ単にRの使い方を説明しているだけでなく、
主成分分析の理論を文系でも分かるところから解説しています。
実質、高校を卒業できていれば理解できる内容です。
また、例題や演習問題も丁寧についているので大変学びやすいです。
主成分分析について学びたいのなら、お金出して教科書を買うよりも良いと思います。

主成分分析は様々な場面で使うことのできる多変量解析の重要な一手法です。
感覚では分からないような大量のデータについて、傾向を把握することができます。
(簡単に言うと、いくつかの変数をまとめてデータを見やすくします。)

昨今、ワンクリックで各種の統計操作がさできるようになってきていますが、やはり中で何が起こっているのかくらいは分かっていた方が良いのではないでしょうか。

文章チュータリング

先日『文章チュータリングの理念と実践(佐渡島紗織・太田裕子 編)』という本を読みました。
私も大学のバイトでレポートの添削や課題の相談を受けているので、同じような立場(大学のチューターなど)の方は興味を持って読み進めることができるのではないかと思います。
全部読み終わったわけではないですが、とても役に立つ考えがあったのでここに記しておこうと思います。
(※大学での文章教育についてです。)

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