この記事では2019年をまとめていこうと思います。
2019年は色々ありました。
一番大きな変化は転職かもしれません。
ということで、以下いくつかの観点から振り返ってみます。
仕事(本業)
リクルート(〜2019.4)
リクルートではデータサイエンティストとして、データに関わる各種案件に関わらせてもらっておりました。
リクルートの日々はエキサイティングで非常に多くの学びがあったので、転職に際してリクルートでの学びを以下のようにまとめることができました。
本当はもっとたくさんの学びを共有したかったのですが、記事をまとめるのと同時期にめっちゃゲームにハマってしまったために、記事の生産が滞ってしまいました。
実は以下のようなテーマの記事についても書きかけなので、これらは今年中に仕上げたいと思います。
- 雑談ベースの1on1を活用する方法(リクルートでは「よもやま」と呼ばれる)
- 機会を自ら作り出すことの重要性(だいたいこんな話)
- 挑戦、失敗、挫折の後に「振り返り」をすることによって良い学びが得られる
- 手段の目的化はとても怖いという話
- 信頼残高の招待と個人・組織の軸(信頼残高はこちらの記事が参考になる)
- システムの運用はマジで大変という話
メルカリ(2019.5〜)
転職後すぐは転職理由の1つである「情報検索という技術をもっと深く学びつつ、エンジニアとしての技術力(要定義)を高める」ということについて、とりわけ頑張ってきたような気がします。
面白かったのが、入社後は検索チームに行くと思っていたらまさかの「データサイエンスチーム(現在は解体されている!)」に配属だったことです。
(おやおや・・・)と思ったのですが、そこでの主な仕事が「検索全体の評価を行うこと、また評価方法等について整備すること」で今思うと割と良いイントロだったなと思っています。
そこで学んだノウハウや知識、考え方は以下のようなブログでまとめることができました。
また、検索(推薦も含む)に関してアドベントカレンダー全部俺として総集編的なまとめもできました。
Search&Discovery 全部俺 Advent Calendar 2019
その他、本業以外の検索に関する内容もまとめて共有できたのがよかったかなと思います。
データサイエンスチームで評価フローなどの整理をした後は、レコメンド系のチームに移動になりそこでProduct Managerをやっていました。
そこでは転職時のもう1つのテーマであった「専門職が生き生きと働ける環境作り」を頑張りました(現在進行形)。
現在はスクラムマスターとして、レコメンド系のチーム内でスクラム開発を推進しています。
ベテランのスクラムマスターのサポートをもらいながら、チームの人たちがもっと楽しく開発に専念できるように頑張っているところです。
今年は自分にとって、スクラム開発(もしくはチーム開発)の年になりそうな予感がします。
仕事(副業)
今年は色々副業してました。
NDA的な問題で具体的にやってたことはあんまり言えないのですが、主に「エンジニアリング」と「データ解析コンサル」の2軸でやっていました。
データ解析コンサル
スタートアップのベンチャーから、大手の会社まで複数社のデータ活用案件を推進していました。
スタートアップ系では久々に「営業」も経験できて結構楽しかったです。
やはり価格提示をしてから先方に納得してもらう過程は難しいですが楽しいですね。
コンサル系の仕事では技術的な課題ももちろん重要ですが、コミュニケーションの課題も難しく、それなりに辛い時もありましたがとても良い経験になりました。
こうした経験を通して、今年はUdemyでデータ分析とビジネスに関する講座を持つことになったので現在準備中です。今年の前半には公開できると思います。
きっと良い内容になるはずなので乞うご期待!
エンジニアリング
主にバックエンドエンジニアとして何社かのシステム開発に関わってました。
実際に自分が作ったシステムが本番稼働して多くのユーザーに使ってもらえるのは、何事にも変えられないですね。
リリースしたシステムに関して、障害やバグがほとんど起こらない状況にできテいるのも非常によかったかなと思っています。
その他、Python入門の動画教材を作って販売していました。
ちょいちょい売れたので嬉しいです。
趣味
趣味と言っても結構プログラミングとかデータ分析とかそういうのが多いかもしれないです。
ink 雑誌検索サービス
友達と趣味で作っているinkというサービスが結構前進しました。
こちらの記事でも紹介しているのですが、開発以外にも関わっているメンバーがみんな愉快でとても楽しいプロジェクトです。
サウナ
去年はめっちゃサウナ言ってました。
ホームサウナ(良く行くサウナの意味)で良くととのっていました。
名古屋のウェルビー栄とか、静岡のしきじとか遠征もしました。
サ道(テレ東のドラマ)も面白かったですね。
ハッカソン
今年も出てました。
やっぱりハッカソンは楽しいですね〜。
今年はレベルアップ感を感じたので、こちらの記事でまとめてみました。
健康
今年はダイエットに挑戦してみました。
現状は結構うまくいっており、2ヶ月で10kgくらい落ちました。
やったね!
並行して筋トレもはじめており、ちょっとずつ筋肉もつき始めているような気がします。
学び
今年はエンジニアリングと英語の年だったかもしれません。
エンジニアリングについては転職後に自分のレベル不足をかなり痛感しましたが、現状でも全然レベル足りない状態だと思います。
インフラ周りや運用、デザインパターンなどが少しずつ分かるようになってきたのが嬉しいですが、引き続き今年も頑張っていきたいですね・・・。
英語については職場で使わなければならない状態になり(嬉しいことに本業と副業のダブルパンチ)、せっせと勉強してました。
主にやっていたことは単語の暗記、良い文章の音読(リスニングしながら)など。その他英語学習のサービスで、担当の先生に、文章を添削してもったり、自分の発音を訂正してもらったりしてました。
同僚が自分のことを紹介する際に “He can speak English” と言われるくらいにはなりました。(わーい!
その他、おそらく副業の影響ですが今年はビジネスに関することも色々と学んだような気がします。
例えばMBAで学ぶ内容についての概要を学んでみたり、意思決定やコミュニケーションの科学を学んでみたりしました。
読書(漫画含む)
上げまくったらキリがないので、TOP10を選びました。
- 『ランウェイで笑って』 … たくさん勇気をもらった
- 『左利きのエレン』 … 天才になれないつらみ
- 『企業の研究者をめざす皆さんへ』 … 研究とビジネスについて考えるきっかけ
- 『意思決定のマネジメント』 … 意思決定を科学するという視点に感動した
- 『山本義徳業績集』 … ダイエットの科学を知れたので実行に移せた
- 『日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか』 … 組織の作り方とデータの活用について考えるきっかけになった
- 『カイゼン・ジャーニー』 … システムを改善する道しるべをくれた
- 『情報アクセス評価方法論』 … 検索評価についての体系知識を得ることができた
- 『戦略的データサイエンス入門』 … データ分析とビジネスの橋渡し的知識
- 『入門 監視』 … モニタリングの重要性に関する気付きと体系知識
総括
良かったこと
今年は副業含めて結構働いたので、色々とビジネスについて知見が溜まった気がします。お金稼ぐって難しい!
また、欲しかった知識・スキルが徐々に身についているのも良いかなと思いました。
良くなかったこと
あまり表に出せる仕事が少なかったなと思いました。(「仕事内容がそもそも出せない」という話と「成果があんまり出なかった」という話の両方から)
関連してですが、学術的な貢献が全然なかったのでやっていきたいなと思います。
エンジニアリングに関しては全然インプットもアウトプットも足りていなかったと思います。
2020年に向けて
常軌を踏まえて、いっぱい学んでいっぱい挑戦していっぱいアウトプットしていこうと思います。
あとは何か面白いものを作りたいと思います。
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